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  南アフリカの政治事情



   南アフリカ共和国の政治事情は複雑で民族・人種問題をはじめ様々な問題を抱えています。
  
   他国から多くの批判を受けていた「アパルトヘイト政策」を約40年間続けていました。
   法律で、白人、黒人、カラード(混血)、インド人の4つの人種に分け、隔離・差別することが
   「アパルトヘイト」です。

   人種別に居住区が分けられ、学校、バス、公園などの公共施設も白人用、非白人用と区別
   されており、人種間での結婚はもちろん、恋愛も法律で禁じられていました。
   白人と非白人の居住区では環境が大きく異なり、白人用はきれいに整備された緑あふれる
   道路であるが、非白人居住区では舗装さえされていない道路も多々ありました。

   少数の白人が政治的経済的利権を握り、非白人を安価な賃金で雇っていたため、白人と非白人
   の格差はますます広がっていきました。

   1989年に就任したデ・クラーク大統領は黒人との対話をすすめ、1991年にアパルトヘイト法を撤廃、
   1994年には非白人にも参政権が与えられた始めての選挙がおこなわれた。
   選挙の結果、マンデラ氏が黒人初の大統領となり、民主国家としての道を歩み始めましたが、課題は
   多く残されています。

   現大統領、ムベキ氏もアパルトヘイトの負の遺産(人種間の貧富の拡大)を払拭する努力を続けています。

  
   アパルトヘイトと戦う黒人指導者と白人ジャーナリストを描いた 
   「遠い夜明け」 (リチャード・アッテンボロー監督)という映画があります。
   アパルトヘイトについて興味を覚えた方はご覧ください。
  


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